芹菜炒透抽|イカとセロリの中華炒め

難易度:☆ 調理時間:30分以内
シンプルな材料で作る『芹菜炒透抽|イカとセロリの中華炒め』のレシピを紹介します。イカとセリをゴマ油で炒めた料理です。ほぼ一瞬で作れるので、レシピを覚えておきましょう。

この料理で使う「芹菜」とは学名を Apium graveolens という植物で、正式な中文名を旱芹といいます。台湾ではもっぱら芹菜、西洋芹と呼ばれ、全草を食用にします。中華料理ではごく一般的な食材です。他にも西芹、芹菜、富菜、藥芹などの別名があります。

ヨーロッパから中東にかけての地域が原産で、整腸、強壮の薬用植物として長い使用の歴史があります。17世紀に入るまでは食用に用いられることはほとんどありませんでした。その後世界中に拡散して多くの品種を生みました。戦国時代に日本にも伝わったそうですが、香りが強すぎるとして忌避され定着することはありませんでした。中国の芹菜もその改良された品種の一つです。西洋の品種とは香りや形が異なるので食べ比べてみましょう。日本でも「キンサイ」などの名前で手に入ります。

日本でも西洋料理の食材としてよく使われますが、食用にはいくつか注意が必要なので覚えておきましょう。まず、種。セロリは種も食べられますが、種に含まれる油には子宮収縮作用があるため妊婦に飲ませてはいけません。そしてセロリはソラレンという物質を含み、紫外線による「光線過敏症」を起こす可能性があります。7-8時間で体内で分解されるので、セロリはできるだけ晩御飯に食べるようにしましょう。


それではレシピです。


[材料]
イカ ……… 800g
セロリ ……… 200g
ニンニク ……… 6個
トウガラシ ……… 5本

[調味料]
塩 ……… 小さじ1
砂糖 ……… 少々
ゴマ油 ……… 大さじ1/2
胡椒 ……… 少々

[作り方]
1.イカの身を食べやすい大きさに切り、網目状に包丁を入れておく。鍋に水を沸騰させ、イカをざっと茹でて取りだし、水気を切っておく。

2.セロリを均等な長さに切り分けておく。ニンニクをみじん切りにする。トウガラシの種を除き、千切りにする。

3.熱したフライパンに大さじ3のサラダ油をひき、ニンニクとトウガラシを入れて弱火で香りが出るまで炒める。続いてセロリを加えて強火で火を通したら、作り方1のイカの身と全ての調味料を加えざっくり混ぜあわせたら完成。

Point!
イカは量が多いので炒めて火を通さずに一度下茹でしておきます。

セロリはなるべく茎の太さが均等な部位を使いましょう。


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