八寶湯圓│八宝白玉

難易度: 調理時間:3時間
たまには中華風スイーツを。『八寶湯圓│八宝白玉』という料理のレシピを紹介します。 様々な材料を煮込み、砂糖で味付けした暖かいデザートです。冷やしても食べられます。

「八寶」というだけあって白玉以外の材料を八種類使います。手に入らないものは別のもので代用してください。

さて、今回の料理で使う「竜眼肉│りゅうがんにく」は甘口男の火鍋に入っている「桂円│けいえん」の殻を割った中身のことです。正確には果実ではなく仮種皮という部分が肥大化したもので、別名「桂円肉」、「福肉」などとも呼びます。 鎮静作用があり、不眠症などに用いられます。

桂円は台湾南部、とくに彰化で盛んに栽培されており、旬の季節には道端で果実を乾燥させている光景を見ることが出来ます。 台湾産の竜眼肉はとても品質が良く、日本の漢方でも使われています。生の竜眼肉はライチに似たさっぱりとした風味のフルーツです。乾燥させると真っ黒になりますが、スープ料理などに入れて煮込むと元の白い半透明の果肉(仮種皮)に戻ります。甘口男の火鍋に入っているので、ぜひ購入して本物の桂円、竜眼肉をお楽しみください。桂円の殻を割って中身を取り出す作業はなかなか日本では体験できません。

様々な堅果類をまとめた『八寶湯圓│八宝白玉』 をぜひお楽しみください。


[材料1]
小豆 ……… 50g
紫米 ……… 40g
緑豆 ……… 50g
もち米 ……… 40g
ピーナッツ ……… 50g
花豆 ……… 80g
麦 ……… 40g

[材料2]
白玉 ……… 200g
竜眼肉 ……… 60g

水 ……… 2000cc

[調味料]
三温糖 ……… 適量

[作り方]
1.すべての材料1をよく洗い、水2000ccに2時間浸けておく。

2.作り方1の材料と水を鍋に入れ、弱火で1時間ほど煮込む。続いて竜眼肉を加え、弱火で更に30分ほど煮込む。適量の砂糖を加えて味を調える。

3.水を沸騰させた鍋で白玉を火が通るまで茹でる。白玉が浮いてきたら取り出して作り方2の鍋に入れて完成。

Point!
白玉以外の材料が8種類であることからこの名前がついています。カシューナッツやアーモンド、ゴマを足して8種類以上にしてもかまいません。

角切りにしたサトイモやカボチャやサツマイモを加えても美味です。タピオカや米苔目を入れることもあります。

夏場は冷やして食べましょう。


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