八寶豆腐箱│八宝豆腐箱

難易度:☆ 調理時間:1時間以内
山東料理の名品『八寶豆腐箱│八宝豆腐箱』のレシピを紹介します。箱状にくりぬいた厚揚げに、様々な具を詰めて作る料理です。外見からは中に何が入っているのかわからない、食べてびっくりの料理となっています。

山東省は山の東と書きます。ここでいう山とは太行山(というより山脈ですが)のことで、もちろん西側には山西省があります。太行山は北京市、山東省、山西省、河南省にまたがる400kmほどの山脈で、石炭をはじめ、鉄、銅、モリブデン、タングステンなどの豊富な鉱物資源が算出します。

また中国東部で最も活動的な活断層があり、1966年には中国における20世紀最大の地震である邢台大地震の震源地となりました。 邢台大地震は近代中国史上で最初に起こった人口過密地域を襲った大地震で、記録に残っているだけで8000人を超える死者を出しました。最も被害の大きかった馬欄村では建造物の95%が一瞬にして倒壊し住民のほとんどが生き埋めになり3割が死亡、残りの3割が傷害を負ったという、とんでもない記録が残っています。マグニチュードは6.8でしたが、震源が地下10kmと非常に浅く、エネルギーがそのまま地表に伝わってしまったのも被害が大きくなった原因とされています。

この地震と同じ年から悪名高い文化大革命が始まるのですから、住民はたまったものではなかったでしょう。ろくな復興も行われず、住民たちの財産にも精神にも大きな傷跡を残したのです。今年は震災から50年ということで震災の日付である3月8日に式典が執り行われました。や特別番組の放送などが行われる予定です。

≪参考URL≫
http://www.hebgcdy.com/2016/0308/181478.html
http://www.heb.chinanews.com/longyaoxian/20160307336214.shtml

台湾に住んでいると小さな地震には慣れっこになってしまいます。いざという時の準備はしておくに越したことはありません。旅行者も滞在者もライフラインの確保はしておきましょう。




[材料]
厚揚げ ……… 750g
鶏肉ミンチ ……… 30g
豚肉ミンチ ……… 30g
ナマコ ……… 30g
貝柱 ……… 30g
干しシイタケ ……… 10g
ハム ……… 30g
エビ ……… 30g
グリーンピース ……… 20g
卵白 ……… 2個分
ショウガ ……… 5g
片栗粉 ……… 大さじ1


[調味料]
醤油 ……… 小さじ2
酒 ……… 大さじ1
味の素 ……… 小さじ2

ごま油 ……… 適量
中華スープ ……… 100cc
塩 ……… 小さじ1/3

[作り方]
1.厚揚げを軽く油で揚げ、表面の水分を飛ばす。厚揚げの一面を厚さ0.3cmほど薄切りにして取り除き、中身の豆腐部分を箱状にくりぬいておく。貝柱と干しシイタケを水で戻しておく。

2.貝柱の繊維をほぐしておく。ナマコ、干しシイタケ、ハム、エビ、ショウガをみじん切りにする。

3.ボウルに鶏肉ミンチ、豚肉ミンチ、作り方2のすべての材料、グリーンピース、卵白、片栗粉、塩を入れてよく混ぜ合わせる。これを作り方1でくりぬいた厚揚げの中に詰め、耐熱容器に並べる。

4.作り方3で厚揚げを乗せた耐熱容器を容器ごと蒸し器にかけ、強火で20分蒸す。蒸しあがったら厚揚げから切り落とした一面で蓋をする。

5.鍋に中華スープを沸騰させ、醤油、酒、味の素、ごま油を加えて味を調える。作り方4の厚揚げを並べて、上からソースをかけたら完成。

Point!
日本の厚揚げは中国のモノより柔らかめなので、一度揚げて表面の水分を飛ばして固めています。形の整った厚揚げが手に入るならこの操作はいりません。

くりぬいた厚揚げの中身はみそ汁の具などに使ってください。

最後にかけるスープは一例です。餡かけにしたり、キクラゲやキュウリなどを一緒に煮込んだりしたものをかけることもあります。味付けも特に決まりはないので、各自でアレンジしてください。


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