蝦醬空心菜│コンシンサイのシュリンプペースト焼き

難易度:☆ 調理時間:30分以内
コンシンサイ(空心菜)をシュリンプペーストで和えた『蝦醬空心菜│コンシンサイのシュリンプペースト和え』のレシピを紹介します。通常はフライパンで作りますが、今回は簡単に電子レンジで調理します。調理器具を汚さずに作れます。

今回の料理で使うシュリンプペーストは中国語で「蝦醤」、マレー語で「Belachan」 、インドネシア語で「terasi」、韓国語で「새우젓│セウジョッ」、タイ語で「กะปิ│カピ」などと呼び、アジアの沿海部でよく使われています。いわゆる「アミの塩辛」なのですが、乾燥させて固体にしたものや、小型のエビで作るもの、発酵の度合いが異なるものなど地域により様々な種類があります。共通しているのは割りと強烈な匂いがあることと濃厚な旨みがあること。発酵食品でもあるので、匂いになれてさえしまえば非常に美味しく感じることができる一方、匂いがダメだと何をどうやっても受け付けられないという外国人にとっての納豆のような調味料です。日本でも通販で手に入るので未体験の方は挑戦して見ましょう。

このシュリンプペースト、東南アジアでは特にソースを作るときには欠かせない調味料で、市場ではペースト状のものや乾燥させて固体にしたものがビニール袋に詰めて売られています。台湾では半固形の瓶詰めのものが多いです。中華料理では山東省の膠東半島や華南地区でよく使われ、特に野菜料理に大活躍します。チャーハンなどとも相性がいいので、手に入れた方は少量から使ってみましょう。きっと新しい味覚の扉が開かれることでしょう。

以下にアマゾンのシュリンプペーストのリンクを紹介しておきます。ぜひ手に入れて日常のソース料理に少量ずつ加えてみてください。




[材料]
コンシンサイ ……… 500g
ニンニク ……… 10g
トウガラシ ……… 1本

[調味料]
シュリンプペースト ……… 大さじ1
サラダ油 ……… 大さじ1
砂糖 ……… 小さじ1/4
酒 ……… 小さじ1

[作り方]
1.コンシンサイを5-6cmの食べやすい長さに切る。トウガラシとニンニクをみじん切りにする。

2.コンシンサイを耐熱容器に入れ、ラップで蓋をして1分間電子レンジで加熱する。取り出してラップを外し、容器にたまった汁を捨てておく。

3.別の耐熱容器にシュリンプペーストとサラダ油、みじん切りにしたトウガラシとニンニクを混ぜ合わせたものを入れ、電子レンジで1分半加熱してソースを作る。

4.作り方2のコンシンサイに砂糖と酒を混ぜ合わせたものを耐熱容器に入れ、作り方3のソースをかける。容器にラップをして数箇所に排気用の穴を空け、電子レンジに入れて1分加熱する。取り出してラップを外したら完成。

Point!
フライパンで炒めて作る場合は、トウガラシとニンニクをサラダ油で炒め、香りが出た後にコンシンサイと残りの調味料を加えて火を通して作ります。

シュリンプペーストは生では食べません。必ず火を通してから使ってください。

作り方2と作り方3の加熱は同時に行ってもかまいません。ソースの容器だけ30秒余分に加熱してください。


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