燒肉飯│中華豚丼

難易度:☆ 調理時間:30分以内
中華風のどんぶり飯『燒肉飯│中華豚丼』のレシピを紹介します。弁当のおかずにも最適!豚肉をとろりと焼いてご飯に添えた料理です。材料の比率も簡単でおいしいので覚えて置いて損はありません。ご飯の半分に納豆を添えるとベスト!

豚は世界中で400を超える品種が飼育されているそうです。中国にはその内64種が飼育されているそうで、飼育豚の種類の豊富さで世界トップの座に君臨しています。ほとんどが日本では見たことも聞いたこともないような豚の品種ですので、中国各地に旅行したらまずその土地の豚肉料理を食べて見ましょう。

台湾でも多くの種類の豚が飼育されており、大別して外来種と原生種に分けられます。

外来種は日本でもおなじみのヨークシャー種(Y)、ランドレース種(L)、デュロック種(D)の三種がメインで、これらを掛け合わせたものも多く飼育されています。業者や問屋レベルではY、L、Dの記号で品種が書かれているので、もし見かけることがあったら解析してみましょう。

原生種は明、清代から台湾で飼育されていた豚の生き残りで、各地の地名を取って桃園猪、頂雙溪豬、美濃豬などと呼ばれます。多くが白豚系で、小耳猪、小型長鼻猪などの品種は近年その数を急激に減らしており、国家から保護動物に指定されています。桃園新竹苗栗あたりの客家は伝統的に桃園黑豬という黒豚系の品種を飼育しており、これもその希少さから保護動物に指定されています。保護されている品種はよほどのことがないかぎり一般人が食べることができません。

他にもオランダ時代に持ち込まれて原住民に飼育されている系統の品種も煎るのですが、これまた現在非常に数を減らしており保護されています。普通は研究所内でしか見かけることが出来ません。

まぁ数を減らして保護されているとはいえ、だいたいは(他の品種に比べて)肉がまずくて飼育の価値がないということです。とはいえ豚肉≒台湾人の蛋白源として歴史的に価値が有るものなので、一部の希少品種は今後もひっそりと保護されていくことでしょう。こういった希少品種同士を掛け合わせて、いつかすばらしい肉質の豚が生まれるかもしれませんね。



[材料]
豚ロース肉 ……… 100g
卵 ……… 1個
ショウガ ……… 少々
ご飯 ………1碗


[調味料]
醤油 ……… 大さじ1
砂糖 ……… 大さじ1/2
水 ……… 150cc

[作り方]
1.豚ロース肉のスジを切り、包丁の背などで叩いて肉をほぐしておく。卵は茹でて方ゆで卵にする。ショウガをみじん切りにする。

2.熱したフライパンに大さじ2の油をひき、ショウガをいためて香りを出す。続いて豚ロース肉を入れて両面を焼き、火を通す。豚ロース肉に火が通ったら醤油と砂糖を加えて軽く焦げ目がつくまで焼き、水を加えて沸騰させてそのまま弱火で10分ほど煮込む。

4.ご飯を碗に盛り付け、豚ロース肉と茹で卵を上に乗せる。最後にフライパンに残ったソースをかけたら完成。

Point!
豚ロース肉は一枚肉を使用します。うす切り肉でも作れますが、その場合は軽くいためて水を加え、煮込むようにして味を付けましょう。

ゆで卵はもちろんなくてもOK。好みでネギを散らしたり、紅ショウガを添えたり、納豆をあわせたりしてください。


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