白灼牛肉│白灼牛肉

難易度:☆ 調理時間:30分以内
簡単に作れる家庭料理『白灼牛肉│白灼牛肉』のレシピを紹介します。醤油と酒に漬けた牛肉を茹でて火を通し、ソースを添えて作る料理です。数分で出来上がるので『すき焼き』などで余ったうす切りの牛肉があれば作ってみましょう。

「牛」の字が象形文字であるのは皆さんご存知の通り。篆書の時代までは左右対称でしたが、隷書になると、右利きの人が多いためでしょうか、上部が非対称になり現在の形となりました。古代中国では牛は農耕用の動力として大切に飼われていただけでなく、特別な祭祀用の供物としても重要で、そのため「牛」というパーツを使った様々な漢字が生まれました。

まずはオスの牛を「牡」、メスの牛を「牝」と書き分けるのはご存知のとおり。祭祀で「犠」「牲」にするための特別な牛を「特」、牛に刃を入れると「物」、切り分けた牛(肉)を「半」と書いたりもします。切り分けた肉を人が分けるときの単位が「件」です。また太鼓の「壴」の上部はもともと「牛」の字で、もちろん牛の皮を使っていたことを示しています。

他にも牛の檻は「牢」、それにヒモ(玄)をつけて引っ張りいれる作業を「牽」といいます。手に棒を持って(攵)牛を追う事は「牧」、元々は上下が逆の漢字ですが、牛の吐く息(ム)が「牟(mou│モー)」です(笑)。「角」の字も牛由来で、この角を口にして吹くことを「告」と書きます。

あとは牛に似た動物、例えば「犀」や「牦(氂)(ヤク)」に使われたりします。他にも50種類くらい牛由来の漢字があります。こうして並べてみると祭祀と関連した漢字が多く、古くから供物として大切に扱われていたことが分かります。牛は古代中国では神の使いの動物と考えられていました。おいしく食べましょう。

[材料]
牛肉 ……… 200g

[調味料1]
醤油 ……… 大さじ1
酒 ……… 小さじ1
卵白 ……… 1個分
片栗粉 ……… 小さじ1

[調味料2]
オイスターソース ……… 大さじ2
水 ……… 大さじ1
砂糖 ……… 小さじ1
ごま油 ……… 小さじ1

[作り方]
1.牛肉を薄切りにし、すべての調味料1を混ぜ合わせたものに3分ほど浸けておく。

2.沸騰したお湯に作り方1の牛肉を入れ、1分ほど茹でて水気を切り器に盛りつける。

3.すべての調味料2を混ぜ合わせてソースを作り、作り方2の牛肉に添えて完成。

Point!
牛肉は脂身の少ない部位を使うと良いでしょう。

千切りにしたショウガやネギを添え、牛肉で包んで食べるなどすると美味です。


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