麻辣黃瓜│中華風キュウリの浅漬け

難易度:☆ 調理時間:30分以内
サラダ代わりに簡単に作れる『麻辣黃瓜│中華風キュウリの浅漬け』のレシピを紹介します。ごま油と豆板醤と醤油でキュウリを浅漬けにして作ります。いろんな料理の前菜としてもピッタリです。

キュウリはウリ科の一年草で、つる性があります。五角形のハート型の葉が互生し、茎と葉には長い細毛があります。雌雄同株異花で、花は黄色、雄花に対して雌花は数が少ないという特徴があります。果実は円柱形で通常は棘があるのですが、日本で食べられるキュウリは棘のない品種が主です。果実に棘があるため閩南語ではキュウリを「刺瓜」などと呼んだりします。

通常ハウス栽培し、ミツバチによって受粉を行いますが、品種によっては受粉なしで結実する(単為結実)ものがあり種無しのキュウリを作れます。単為結実の品種は受粉させると逆に品質が著しく低下するという特徴があります。

ちなみにキュウリは2009年に国際チーム(たしか中国主導)によって全ゲノムが解読(論文リンク)されています。植物としてはイネ、シロイヌナズナなどに続き、歴史上7番目に全ゲノム解読が完了した植物の一つです。今後ウリ科の優良品種育成が爆発的に加速することが期待されます。たしかトマトも全ゲノム解読が終了していたと思うので、今後十数年ですばらしく美味しいメロンやスイカ、トマトなどが今よりも安く手に入ることになるかもしれません。そのまま食べてソフトクリームのようにあまーいキュウリとかも出てくるかもしれませんね。ベクター導入による医薬品や有用成分の量産なども期待できそうです。

日本以外の国では果実の棘のあるなし、大小、棱のあるなし、完熟させるかさせないかなど品種によって外観に大きな違いがあり、特に大きさを生かした様々な料理が存在します。外国の市場では日本で見たこともないキュウリに出会える可能性大です。ぜひ探索してみましょう。

それではレシピです。簡単に作れるのでお試しあれ。


[材料]
キュウリ ……… 4本

[調味料]
塩 ……… 小さじ1 
醤油 ……… 小さじ1
ごま油 ……… 大さじ1
豆板醤 ……… 大さじ1

[作り方]
1.キュウリをよく洗い、食べやすい大きさに切って塩を振る。キュウリが好みの柔らかさになったら塩を洗い流して水気を切っておく。

2.ビニール袋などに作り方1のキュウリと醤油、ごま油、豆板醤を入れ、振り混ぜて完成。

Point!
ビニール袋に入れたまま冷蔵庫で20-30分ほど冷やしておくとより美味しくなります。冷えたキュウリを使ってもOK。長く漬けておくと中まで味が染みますが塩辛くなりすぎるかもしれません。

豆板醤の代わりにラー油も使えます。


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