炒麺線│アモイ風焼きソーメン

難易度:☆ 調理時間:30分以内
アモイの軽食『炒麺線│台湾風焼きソーメン』のレシピを紹介します。細い揚げ麺を豚肉やエビと共に炒めて作る料理で、濃厚なカツオブシの風味が香ります。麺は一度素揚げしてから水で戻すという行程を経て臭みを抜くため、独特の食感となります。台湾でも少数の屋台で食べらられます。

アモイは福建省南部に位置し、中国にある五つの経済特区のうちの一つです。中国語で廈門と書き、普通話でシァメン、閩南語でエームィのように発音します。福建省のその他の沿海都市と同じく、清末に多くの華僑を送り出した土地で、そのため閩南語での発音であるエームィ(アモイ)が国際的な地名として定着しました。

台湾の一部である金門地区から約5km、船で30分という近い距離にあり、商業的にも台湾と極めて密接な関係があります。毎日朝8時から夕方18時半まで計36往復の船が行き来しており人とモノの往来が盛んです。金門の人たちにしてみれば210kmも離れた台湾本島に行くよりは船に乗ってアモイを訪ねた方が早くて安いという状況にあり、中華民国と中華人民共和国の関係が改善されてからはますます経済交流が盛んになっています。台湾長期在住者で金門を旅行するなら、一日くらいはアモイまで足を伸ばしてみるのもよいかもしれません。日帰りできます。

場所によっては台北よりも賑やかで、料理も福建料理がベースで台湾とは少し異なります。台湾に慣れてしまったらちょっと足を延ばすだけで行けるアモイも楽しいかもしれません。近いうちに筆者も行って来ます!


[材料]
ソーメン ……… 500g
 (やきそば麺、揚げ麺などでも可)
豚肉 ……… 50g
エビ ……… 100g
カツオブシ ……… 30g
タケノコ ……… 50g
シイタケ ………5個
ニンジン ……… 50g
ネギ ……… 適量

中華スープ ……… 400cc

[調味料]
塩 ……… 適量
味の素 ……… 適量
ごま油 ……… 少々

[作り方]
1.鍋に揚げ物油を入れて140度に熱し、ソーメンを入れてきつね色になるまで揚げる。

2.鍋にお湯を沸騰させ、作り方1で揚げたソーメンを入れ、数分茹でて柔らかくして取り出しておく。

3.豚肉を細切りにする。タケノコ、ニンジンを下処理して短冊切りにする。シイタケのいしづきを取りうす切りにする。エビの殻を剥き千切りする。エビの殻を中華スープに入れて煮込んでダシを取り、塩と味の素で味を整えておく。ネギをみじん切りにする。

4.熱した鍋に大さじ3のサラダ油をひき、豚肉、タケノコ、シイタケ、ニンジンを炒めて火を通したら、エビの殻を除いた中華スープを入れて沸騰させる。続いて作り方2のソーメンを加え強火で加熱しながら数度混ぜ合わせたら、ネギを加えて混ぜ合わせ器に盛りつける。最後にカツオブシとごま油を振りかけて完成。

Point!
中華スープの濃さによって加える塩と味の素の量が変わります。

食材が思ったより水を吸いますが、べしゃっとした感じが気になる方は中華スープを少なめにして作ってください。日本の焼きそばよりも汁気があります。

好みでレタスやタマネギ、ピーマンなどを加えてください。

大さじ1/2から1くらいの醤油かオイスターソースを加えたほうが日本人の口に合うと思います。


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