肉丸│肉団子

難易度:☆ 調理時間:30分以内
いろんな地域の中華料理で様々に調理される『肉丸│肉団子』のレシピを紹介です。ハンバーグ感覚で作ってみましょう。いろんな中華料理に応用が可能です。『獅子頭』などとも呼ばれます。

『肉丸』の別名として使われる『獅子頭』の「獅子」はライオンのこと。ライオンは学名を Panthera leo といい、ご存知ネコ科の猛獣です。オスの首周りにあるたてがみに特徴があります。現在は絶滅が危惧されるほど数を減らしてしまいましたが、古代においてはネコ科の動物の中でも最も生息域を広げることに成功した種の一つで、つい近代まででもアフリカからヨーロッパ、アジアにもインドあたりまではたくさん生息していました。古く氷河期にはアメリカ大陸に渡っていたことも確認されています。

ライオンはインドの梵語で「Simba」と呼ばれていました。中国にもたらされたのは後漢の初期、当時は「狻麂(Suan yi)」または「狻猊(Suan ni)」と呼ばれていました。これは獅子に似た伝説の神獣の名前をそのまま当てたものです。やがてインドでの呼び名「Simba」から最初の文字「Si」を取って「師」の文字をあて、更に動物をあらわす「犭」を付けて「獅」と呼ぶようになりました。

シンガポールの「シンガ」の部分も梵語の「Simba」由来でライオンを指しています。良いところですよねぇ、シンガポール。また現地の『チキンライス』が食べいものです(笑)。



[材料]
豚ひき肉 ………300g
レンコン ……… 100g

[調味料]
塩 ……… 小さじ1/3
胡椒 ……… 少々
砂糖 ……… 10g

[作り方]
1.レンコンをみじん切りにし、胡椒と砂糖を混ぜ合わせる。

2.豚ひき肉に塩を加え粘りが出るまで混ぜ合わせる。作り方1のレンコンと豚ひき肉をよく混ぜ合わせたら、叩くなどして空気を抜いて4-5cm大の球状に成形する。

3.鍋にお湯を沸騰させ作り方2の肉団子を入れる。 弱火で煮込みながら肉団子が浮いてきたら取り出して完成。

Point!
グツグツと沸騰したお湯で茹でると団子が崩れることがあります。80-90度くらいのお湯でじっくり火を通しましょう。

出来上がった肉団子は各種スープに入れたり、あんかけの具にしたり、様々な中華料理に活躍します。密閉袋に入れて冷凍しておけばいつでも使えるので、たくさん作って冷蔵保存しておきましょう。カレーの具にしてもよいですね。

レンコンの代わりにタケノコ、ニンジンなどある程度サックリした食感のある野菜を練りこんでもOK。クワイや蓮の実を入れることもあります。


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