潮州小炒│潮州炒め

難易度:☆ 調理時間:30分以内
潮州名物『潮州小炒│潮州炒め』 のレシピを紹介します。『客家小炒』にも通じる中華風の炒め料理で、様々な食材の食感とうま味を一度に楽しめます。晩のおかずに超おすすめです。

先日潮州料理のレシピを紹介して色々記事を書いていくうちに、急に潮州菜が食べたくなってしまいました。というわけで昨日潮州料理のレストランに行ってきました。いろんな料理を食べて研究してきましたが、とにかく潮州料理が日本人の口に合うことだけは間違いなく再確認できました(笑)。

今回紹介する『潮州小炒』は、千切りにしたサトイモ(タロイモ)を揚げた「芋頭酥」を、肉と野菜と一緒に食べる独特の料理です。食感を残したまま強火で火を通した色々な野菜と肉、そして口の中でパリパリと崩れる「芋頭酥」の組み合わせがとても面白く、ぜひ一度日本の家庭で再現していただきたいと思います。

百聞は一見に如かず!百文も一食に如かず!このおいしさを文章で伝えるには限界があります。

そんなときはそう!何を考えるよりも一度実際に作ってみれば良いのです!

それでは魅惑の潮州料理第一弾(?)『潮州小炒』のレシピです。


[材料]
赤ピーマン ……… 50g
 (パプリカでもよい)
ピーマン ……… 50g
ニラ ……… 50g
ニンジン ……… 50g
モヤシ ……… 50g
ナマコ ……… 50g
 (なければ白キクラゲで代用する)
豚赤身 ……… 100g
サトイモ ……… 50g

[調味料]
塩 ……… 小さじ1/3
中華スープ ……… 20cc
味の素 ……… 少々
オイスターソース ……… 小さじ1


[作り方]
1.豚赤身、赤ピーマン、ピーマン、ニンジン、ナマコ、サトイモはそれぞれ下処理し、同じ太さの千切りにする。モヤシは豆の部分とヒゲを取り去り、よく洗っておく。ニラをモヤシと同じくらいの長さに切っておく。

2.鍋に揚げ物油を140度に熱し、作り方1で千切りにしたサトイモを入れてパリパリになるまで揚げる。火が通ったら器にサトイモを敷き詰める。同じ油で豚肉を火が通るまで炒め、取り出して油を切っておく。

3.作り方2の鍋に油を少量残し、加熱して鍋を温める。サトイモ以外の全ての材料を一気に投入し、手早くかき混ぜながら強火で炒める。最後に全ての調味料を手早く加え、材料と馴染ませたら、作り方2のサトイモの上に盛り付けて完成。

Point!
野菜の組み合わせは適当に変えてください。但しどれも水気が少なくて千切りができるものにしましょう。千切りはできるだけ細く切るのがコツです。少なくともモヤシと同じかそれよりも細く切ってください。

材料を細く切るのは短時間で全ての材料に均等に火を通すためです。炒めるときは最初から最後まで強火です。材料を切りそろえてからはあっという間に調理が終わります。

揚げ物用の鍋と炒め物用の鍋が二つあると便利です。

サトイモフレークは30分もすると水気を吸ってパリパリサクサク感がなくなってしまいます。出来上がったらすぐに食べましょう。

豚肉の代わりに鶏肉を使ったり、肉に少し片栗粉をまぶしてから揚げたり、作り手によって少しずつアレンジが入ります。一度レシピ通りに作れたら、調味料を変えたりとアレンジしてオリジナルの料理を作ってみましょう。醤油を少し入れるだけでも違いますし、ニラの代わりに葉ニンニクを使うのもありです。


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