乾煎鱸魚│スズキの素揚げ

難易度:☆ 調理時間:30分以内
久しぶりの「中餐丙級證照」シリーズから、『乾煎鱸魚│スズキの素揚げ』のレシピを紹介します。使うのはスズキ、塩胡椒、レモン汁、そして少しの片栗粉のみのシンプルな料理です。揚げ物が苦手という人はこの料理を踏み台にしていろんな揚げ物に挑戦してみましょう。

料理名は揚げるというより炒めるが適切かもしれませんが、油を多く使った方が上手く行きます。人によってはほとんど揚げるのと変わらないくらいの油を使うので素揚げにしました。

また料理名はスズキ(鱸)としていますが、台湾で「鱸魚」と呼ばれる魚は、スズキ目のパーチ(ヨーロピアンパーチ)と呼ばれる魚で日本のスズキものとは別物です。味はともかく大きさがぜんぜん違うので、中国語のレシピを参考にする場合は注意しましょう。


ところでスズキといえば日本を代表する自動車メーカーですが、日本を含む主要自動車メーカーが台湾でどのように呼ばれるのかまとめてみました。

トヨタ 豐田
ホンダ 本田
日産 日產
三菱 三菱
スズキ 鈴木
マツダ 松田

ベンツ 賓士
ポルシェ 保時捷
BMW 汎德
GM 裕隆
フォード 福特
フェラーリ 法拉利
プジョー 寶獅
アウディ 奧迪

日本のメーカーはそのまま繁体字にすればよいので簡単ですが、海外メーカーはなかなかひねった漢字を当てています。またGMだけは提携している台湾の会社の名称で呼ばれます。そういえば街中でGMの車をほとんど見かけなくなりました。

自動車に興味がある人は台湾で走っている車の種類にも注目して旅行すると楽しいでしょう。台湾では日本メーカーがかなり健闘しており、毎年のシェア争いにしのぎを削っています。中国語がわかる人はディーラーを訪れて車の説明を聞くのも楽しいですよ!

それでは、『乾煎鱸魚│スズキの素揚げ』お楽しみ下さい。






[材料]
スズキ ………500g
 (パーチを使うならそのまま一匹、スズキは切り身を使う。)
レモン汁 ……… 適量
塩胡椒 ……… 適量
片栗粉 ……… 適量

[作り方]
1.スズキを下処理し、身に2-3本の切れ込みを入れる。表面に薄く片栗粉を振っておく。

2.鍋にスズキの身が半分浸かるくらいの揚げ物油を入れて180-200度に熱し、作り方1のスズキをゆっくりと入れる。中火で加熱しながら上になった面に時々油をかけ、揚げる音が小さくなったら身を返して同じように揚げる。全体がきつね色になったら取り出して器に盛り付け、レモン汁をかけて塩胡椒を振ったら完成。

Point!
油の温度、油の量、そして火加減に注意しましょう。どれか一つがかけると身が崩れたり、火が通らなかったりと何かしら失敗します。油の量は気持ち多めにすると上手くいきます。

上級者(?)は片栗粉をまぶさなくてもきれいに揚げることができるとされますが、まぶして作った方がきれいに揚がります。



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