ทอดมันกุ้ง、Tod Mun Goong│タイ風エビカツ

難易度:☆ 調理時間:30分以内
本日はタイの『ทอดมันกุ้ง、Tod Mun Goong│タイ風エビカツ』という料理のレシピを紹介します。タイを代表する家庭料理の一つです。英語では『Thai Shrimp Cake、Crispy Shrimp Cake』などといいます。非常に簡単に作れます。

さて、いよいよ東南アジア料理シリーズもタイ料理の順番が回ってきました。中華料理の影響を色濃く残すマレーシア・シンガポールの料理と違い、一気に独自色が出てきます。特に魚醤をベースにした味付けが特徴で、日本の醤油のように様々な料理に旨味を与えるため使われます。

中華料理の影響も受けてはいるのですが、周辺のミャンマー、ラオス、カンボジア、ベトナム料理の影響を色濃く受けており、甘い、酸っぱい、辛い、塩辛いなど、様々な味が混ざり合った複雑な味付けが特徴とされます。

米を主食とするだけあって、おかず料理は日本人の口に合う濃い味付けのものが多く、その独特の味付けは多くの外国人にも好まれています。世界中にタイ料理の店があるのが、多くの外国人を魅了している証拠でしょう。もちろん台湾にもいたるところにタイ料理の店があります。

この料理もメインのエビカツよりはソースの味が決め手です。魚醤を手に入れてタイ料理の世界に飛び込みましょう。



[材料]
エビ ……… 500g
パン粉 ……… 60g

[調味料1]
塩 ……… 小さじ1/2
魚醤 ……… 大さじ1
砂糖 ……… 大さじ1
胡椒 ……… 少々


[調味料2]
水 ……… 大さじ2
魚醤 ……… 大さじ2
砂糖 ……… 100g
キュウリ ……… 50g
ニンニク ……… 2個
トウガラシ ……… 1本
酢 ……… 60cc
香菜 ……… 適量

[作り方]
1.ソースを作る。調味料2のキュウリを薄切りにする。調味料2のニンニクとトウガラシをみじん切りにする。

2.フライパンに水、魚醤、砂糖を入れて2-3分加熱し、砂糖を溶かしてシロップを作る。食べる直前に作り方1のキュウリ、ニンニク、トウガラシと、酢、香菜を混ぜ合わせてソースの完成。

3.エビの殻をむき、フードプロセッサーなどでミンチ状にしておく。これに調味料1の塩、魚醤、砂糖、胡椒を加えよく混ぜ合わせておく。

4.手をぬらし、作り方3のエビ生地を大さじ2ほど手のひらに取り、軽く成形して一口サイズにする。これにパン粉をまぶしておく。

5.鍋に揚げ物油を160度ほどに熱し、作り方4でパン粉を付けたエビ生地を全面がきつね色になるまで揚げる。火が通ったら取り出して油を切っておく。

6.器に盛り付け、作り方2のソースを添えたら完成。

Point!
店によっては150gほどの豚ミンチを混ぜて作ったりもします。レシピはエビだけで作る古典的な方法です。

ソースにみじん切りにしたパイナップルや、パイナップルジュースを大さじ1-2加えて作ることもあります。

揚げ物の定番の手法ですが、二度揚げするとよりおいしくなります。好みで行ってください。

レシピ通りでは結構小型になりますが、好みで大きくしたり、ドーナッツ方にしたりしてください。いろいろな大きさや形のものがあります。

ソースは特に決まっていません。


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