紅油雞塊│鶏肉の紅油かけ

難易度:☆ 調理時間:30分以内
本日は『紅油雞塊│鶏肉の紅油かけ』のレシピを紹介します。『口水鶏』とも似たレシピですが、こちらの方が簡単に作れます。

この料理で使う紅油は各種の香辛料とトウガラシを油で加熱して漬け込んだ調味料で、日本でいう「ラー油」が近いものでしょう。メーカーによっては様々な調味料を混ぜ合わせたラー油が市販されています。「紅油」とほとんど区別の付かないものもたくさんあるので、レシピではラー油を使っています。

さて、おいしいラー油を食べたいという方は、スーパーの香辛料コーナーで手に入るラー油の成分表を見てみましょう。 「着色料」が使われているものは残念ながらほぼ模造品です。偽物ではないですが、本物のラー油に味と形を似せて作ったまがい物の可能性大です。ちょっとした料理の調味料として使うにはいいでしょうが、ラー油の味が料理のできを左右するような料理には使わない方が無難です。きちんと作ったラー油はトウガラシや八角から赤色が抽出されているはずなので、鮮やかな赤い色をしているはずですが、一定の品質のものを工業生産するために着色料が加えられています。日本では一時期ブームになり需要が急激に高まったため、ある程度は仕方のない部分もありますが、そういうときこそ消費者がしっかりしましょう。

ちゃんとしたラー油は大体そこのほうに具が溜まっており、着色料が使われていません。多少値は張ると思いますが、日本ではそれほど大量に使うものではないので出来るだけ質のいいものを使いたいものです。

台湾や中国の「紅油」も同じことが言えます。特に中国のスーパーで買える安い紅油は、食べなれない人が一口食べれば「あ、体に悪い」と直感で感じてしまうほど(笑)。この手の調味料はなるべくいいものを使いましょう。


[材料1]
鶏肉 ……… 1匹(約1kg)

[材料2]
ショウガ ……… 10g
ネギ ……… 10g

[調味料]
醤油 ……… 大さじ1と1/2
味の素 ……… 小さじ1/3
ごま油 ……… 小さじ1
酢 ……… 小さじ1と1/2
砂糖 ……… 小さじ1
ラー油 ……… 大さじ1

[作り方]
1.鶏肉を適当な大きさに切り、10分ほど弱火で茹でてから蓋をして火を止め、10分ほど蒸らして火を通す。取り出したら荒熱を取り、食べやすい大きさに切り分ける。

2.材料2のショウガとねぎを細かくみじん切りにし、調味料と混ぜ合わせてソースを作る。作り方1の鶏肉を器に盛り付け、ソースをかけて完成。

Point!
ソースはミキサーで一気に作ってもOK。どちらの方法でも作れます。

鶏肉の火の通し方は『白斬鶏』などに準じてください。煮込みすぎると味と食感を損ないます。

出来上がりにゴマを振りかけてもおいしいです。

より本格的に挑戦するならラー油の代わりに「紅油」を使って作りましょう。作り方はこちら。


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