炒鴿鬆│鳩肉そぼろ

難易度: 調理時間:30分以内
“鳥”肉シリーズが続いておりますが、深い意味はありません。本日は『炒鴿鬆│鳩肉そぼろ』のレシピです。日本ではハト肉がほとんど手に入らないため、鶏肉などで代用してください。台湾では市場で食用のハト肉が時々手に入ります。

『乳鴿鬆』、『鴿鬆生菜包』など呼ばれることもある料理で、台湾でも香港料理のレストランで食べられます。エビで作る『生菜蝦鬆』ともよく似ています。

日本ではハトはほとんど食用にされませんが、中国やヨーロッパ、中東では結構メジャーな食材です。日本のように雑食で野生のものを使うわけではなく、ハーブや専用のエサで食用に飼育されたものを使います。野生ハト特有の臭みや変な固さもありません。台湾では宴席料理にハト肉が使われることがあり、鶏肉よりも高値で売られています。

中国語でハトは「鴿」と書き、「鳩」の字はほとんど使われません。食用には普通若いハト肉が使われるので、特に食材としてハト肉を指す場合は「乳鴿」とかく場合もあります。年取ったハトは「老鴿」と呼び、こちらやスープや中医学で薬として用いることがあります。

日本では通販などで冷凍のものを手に入れる必要がありますので、レシピ通り作るのは現実的ではないですが、鶏肉などで代用すればとてもおいしい肉そぼろが作れます。お弁当のおかずにも最適、子供から大人まで楽しめると思います。鶏肉で作れば☆1つほどの難易度になりますので、ぜひ挑戦してみてください。


[材料]
ハト肉 ……… 1匹分(700-800g)
豚ミンチ ……… 200g
卵黄 ……… 1個分
タケノコ ……… 170g
シイタケ ……… 2個
ネギ ……… 20g
ショウガ ……… 20g

[調味料1]
胡椒 ……… 少々


[調味料2]
酒 ……… 大さじ1
塩 ……… 小さじ1
味の素 ……… 小さじ1
砂糖 ……… 小さじ1/2
醤油 ……… 大さじ1
ごま油 ……… 小さじ1
片栗粉 ……… 小さじ1
水 ……… 大さじ2

[作り方]
1.ハト肉は骨と内臓を取り除いて、みじん切りにしておく。ハト肉を豚ミンチとあわせ、胡椒と卵黄とよく混ぜ合わせておく。

2.タケノコを茹でて火を通し、細かくさいの目に切っておく。シイタケをみじん切りにしておく。ネギとショウガをみじん切りにしておく。

3.熱した鍋に大さじ2のサラダ油(分量外) を加え、作り方1のハト肉を豚ミンチを入れて色が変わるまで炒める。続いてネギ、ショウガを加え香りを出したら、タケノコ、シイタケを加えてよくかき混ぜながら火が通るまで強火で炒める。

4.調味料2を酒から順番によくかき混ぜながら鍋に入れ、味を調えたら器に盛り付けて完成。

Point!
通常はキャベツの葉で包んで食べます。レタスやエゴマの葉などの葉野菜とあわせて食卓に並べましょう。

レシピ通り作るとかなり量が多いので量は適宜調節してください。茹でたビーフンと合わせても美味です。

中国ではご飯のおかずにするというよりは、これの料理自体をメインで食べます。


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