金銀花茶│金銀花茶

難易度:☆ 調理時間:一瞬
薬膳シリーズはまだまだ始まったばかりということで割りと簡単な薬膳ばかり紹介しております。本日は『金銀花茶│金銀花茶』。忍冬の花で作る健康茶です。

中医学では清熱解毒薬というカテゴリーに分類され、忍冬(和名:スイカズラ) Lonicera japonica Thunb. の花蕾以外にも、紅腺忍冬(キダチニンドウ) L. hypoglauca Miq. 、山銀花 L. confusa DC. 、L. dasystyla Rehd. も用いられます。

漢名の「忍冬」は冬を耐え忍ぶことから、和名のスイカズラは花を口にくわえて吸うと蜜を飲むことができることから、そして生薬名の金銀花ははじめは白い花が咲き、後に黄色く変色することから名付けられています。スイカズラ属の植物は世界中の温帯に生息しており、大体どこの地域でも砂糖のない時代は蜜を甘味源としていたようです。

中医学では外感風熱病、または温病の初期に「発散風熱薬」のように使われますが、解毒の作用が強いため「清熱解毒薬」に分類されます。近代研究によって非常に広範囲の抗菌、抗ウイルス作用を持つことが分かっており、まさに解毒薬の面目躍如と言ったところでしょうか。また抗炎症作用も持っています。

面白いのはコーヒーの約六分の一ほどの中枢興奮作用を持っていることです。カフェイン飲料を飲むと夜眠れなくなるからいやだけど、もうちょっと勉強や仕事したいという人は、この『金銀花茶』をお勧めします。また血中コレステロールの低下と胃潰瘍の防止作用もあるそうです。

[材料]
金銀花 ……… 6g
水 ……… 400cc

[調味料]
砂糖 ……… 20g

[効能]
清熱解毒

[作り方]
1.金銀花をよく洗い、水を加えて弱火で15分煎じる。

2.雑物を漉しとって砂糖を加えたら完成。

Point!
効果を強めるには10g以上を使って濃い目に作ります。

2-3時間ほど水に浸けておいて水出し茶にしてもよいでしょう。ティーパックに入れておいてお茶用のガラス瓶にそのまま入れておけばいつでも飲めます。

スイカズラ自体は日本のあちこちに咲いているので、蕾を摘んで乾燥させれば自作も可能です(あまりお勧めしませんが…)。よく洗ってから乾燥させて使いましょう。

☆☆販売☆☆
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