山藥蘋果牛奶│ヤマイモリンゴミルク

難易度:☆ 調理時間:一瞬
本日は『ヤマイモリンゴミルク』という薬膳ドリンクのレシピを紹介します。食欲不振や消化不良に効果のある冷たいドリンクです。

この料理で使われるリンゴ、日本語では漢字で「林檎」、中国語では「蘋果」とと表記します。本草書《本草綱目》にも記載のある植物で、もともと中国でも「林檎(りんきん)」の名で呼ばれていたようです。林檎とは字の通り「林に檎(鳥)を呼び寄せる」の意味です。

現在日本で食べられているリンゴはセイヨウリンゴといいヨーロッパからもたらされたものですが、それ以前は和リンゴという同属の別の植物を食用にしていました。平安時代には「利宇古宇(りうこう)」と呼ばれており、これが訛ってリンゴになったといわれています。さて、中国にもヨーロッパのリンゴがもたらされる以前は、固有のリンゴが栽培されており、これらがそれぞれ林檎、柰、花红などと呼ばれていました。これらは現在でもセイヨウリンゴ以外の別種のリンゴの漢名として通用します。

「蘋果」の「蘋」の字はもともと浮き草の意味なので、リンゴの名前に付けるのは不自然な気がしますが、セイヨウリンゴが中国に入ってきたときに、どういう理由かこの漢字が使われることになり、今でも通用しているというわけです。

個人的には「柰」の字がかわいらしくて素敵だと思います。


[材料]
ヤマイモ ……… 50g
リンゴ ……… 120g
牛乳 ……… 150cc
蜂蜜 ……… 大さじ1
氷 ……… 50g

[作り方]
1.ヤマイモは皮をむき、さいの目に切る。リンゴは皮を剥いて種の部分を切り落とし、さいの目に切ってから塩水に浸けておく。

2.ミキサーにヤマイモとリンゴ、牛乳、蜂蜜、氷を入れスイッチオン。十分に撹拌できたら完成。

Point!
ヤマイモを増やしすぎるとトロミが付きすぎてしまいます。体力をつけるには最適なのですが、50gほどがおいしく飲むには最適ですが、好みで増減してください。

蜂蜜以外の甘味料でももちろんOK。砂糖やシロップなどを使って甘みを付けてください。

リンゴをバナナに代えると『山藥香蕉牛奶』というドリンクに。こちらもおすすめです。


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