蕃茄咕咾肉│トマトゴクリ肉

難易度:☆☆ 調理時間:30分以内
本日は『蕃茄咕咾肉│トマトゴクリ肉』のレシピを紹介します。以前紹介した『咕咾肉』は酢豚の原型になった料理とも言われ、それにトマトを加えたものです。

トマトの漢名は「蕃茄」ですが、中国の大部分では「西紅柿」という表記が定着しているようです。近いうちに正しい名前が書き変わりそうな趨勢です。

トマトは全世界で生産される野菜の中でも、加工されて流通するものとしてはダントツの生産量トップを誇ります。大量のビタミンCが含まれるため加熱するだけで長期保存が可能になり、缶詰、瓶詰め、ケチャップ、その他ソースの形態で世界中に流通しています。栽培する土地の水分や塩濃度により同じ品種でもまったく違う味の実を付けるのも特徴で、世界のどこでも生産されているため、海外旅行時に日本のものと食べ比べてみるのも面白い野菜です。ちなみに世界の総生産の三分の一は中国で作られています。

全ての野菜の生産量ランキングでも1位のジャガイモ、2位のキャベツなどに続いて、堂々の6位にランクインしています。栽培も簡単なので、家庭菜園で自分だけの味を極めてみるのも面白いかもしれませんね!



[材料]
トマト ……… 2個
豚もも肉 ……… 300g
タマネギ ……… 1/2個
ニンニク ……… 5個
トウガラシ ……… 1本

[調味料1] 
酢 ……… 大さじ3
砂糖 ……… 大さじ2
ケチャップ ……… 大さじ2
塩 ……… 少々
胡椒 ……… 少々

[調味料2]卵 ……… 1個
片栗粉 ……… 大さじ1
塩 ……… 少々
胡椒 ……… 少々

[作り方]
1.豚もも肉を厚さ1cmほどの薄切りにし、食べやすい大きさに切る。調味料2をよく混ぜ合わせたものに豚もも肉を15分ほど漬けておく。揚げ物油を180度に熱し、衣をつけた豚肉をきつね色になるまで揚げたら、取り出して油を切っておく。

2.タマネギとトマトを8等分に切っておく。ニンニクとトウガラシはみじん切りにする。

3.熱した鍋に大さじ1のサラダ油(分量外)をひき、作り方2のタマネギ、トマト、ニンニク、トウガラシを入れて中火で炒める。

4.作り方3の鍋の具に火が通ったら、作り方1の揚げた豚肉とすべての調味料1を入れ、よく絡ませながら炒める。中火で鍋の中の水分が飛ぶまで炒めたら完成。

Point!
パイナップルの切り身やピーマンなどを加えてもいいでしょう。

豚肉から揚げて作るとすこし面倒くさいですが、冷凍の鶏肉から揚げなどを使うと簡単に作れます。


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