老醋花生│中華風ピーナッツの小菜

難易度:☆ 調理時間:半日
本日は台湾のレストランでも見かけるる小菜『老醋花生│中華風ピーナッツの小菜』のレシピを紹介します。地域によって微妙に味や名前が異なりますが、日本でも簡単に再現できる中華小菜の一つです。今回のは中国南部風です。

世界のピーナッツのおよそ4割を生産する中国。ほとんどは搾油されて使われますが、もちろんそのまま食用になるピーナッツも相当な量です。ちなみにここ数年世界中で取引される「ピーナッツの原価」、じっくり眺めるといろいろと考えさせられます。参考に貼り付けておきます。

 ピーナッツ取引価格の年平均推移:(単位ドル/トン)

2000年までは結構安定して推移しているのですが、その後の上昇が著しいですね。2009年には相当な数の貿易会社が倒産したんでしょうね…。同時期に大豆や小麦粉も軒並み2-3倍に上昇しているのも空恐ろしい限りです。中国のピーナッツ栽培面積はたしかすこし減っているくらいで、世界の生産量もほとんど変わっていないはずなので、投機のお金が相当流れ込んでいるようです。

いやぁ、バブルですねぇ。

ということで、ここ10年で価格が4倍になった落花生を使った中華料理です。食べるときは難しいことを考えず、ビールなどと一緒に賑やかにお楽しみください(笑)。


[材料]
ピーナッツ ……… 300g
ニンニク ……… 4個
ショウガ ………10g
トウガラシ ……… 3本
 (なくてもよい)

[調味料]
淡口醤油 ……… 大さじ5
味噌 ……… 小さじ1
砂糖 ……… 小さじ2
酢 ……… 小さじ2

[作り方]
1.鍋に水を沸騰させ、ピーナツを加えて10分ほど茹でる。取り出して冷水に1時間ほど浸けておく。

2.作り方1のピーナッツの水を切る。このとき水面に浮かんできたピーナッツと雑物は捨てる。

3.ニンニクとショウガをすりおろし、調味料と混ぜ合わせておく(→Point参照)。

4.作り方2のピーナッツと作り方3のソースとトウガラシを混ぜ合わせ、タッパーなどに入れて冷蔵庫で1日浸けて完成。

Point!
調味料とニンニク、砂糖を混ぜ合わせ、ミキサーにかけるのが手っ取り早いです。

ピーナッツは茹でて火を通すことで、ソースを染みこみやすくしています。油で炒めてから作ってもいいのですが、この方が中まで味が染みます。

トウガラシの量で辛さが変わります。レシピの量だとけっこう辛くなるので、好みで量を調節してください。

もっと手っ取り早く!というなら「淡口醤油と刺身醤油と酢を1:1:1で混ぜて炒めたピーナッツと絡める」だけでも作れます。これなら一瞬です。浸けておくと更に美味くなります。


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