囉惹 ROJAK │マレーシアンまぜこぜサラダ

本日はマレーシアの伝統サラダである『ROJAK』の紹介です。料理名の「ROJAK」とはマレー語で「まぜこぜ、ごった混ぜ」などの意味で、そのままローマ字読みロージャッと発音すれば通じます。中国語の「囉惹」は普通話では「Luo re」と発音しますが、福建語(台湾語でも)では「Lo jia」と読みオリジナルに近い発音になります。南洋地域の家庭料理のため、普通話で読んでも通じない中国南部地域限定の漢字表記だと考えれば良いでしょう。

さて、肝心のレシピですが、マレーシアの家庭で作られるサラダ料理で、決まった作り方というものが存在しません。そのときそのときで旬の野菜や果物を、干しエビやレモン汁で作ったドレッシングで食べるというなんとも曖昧な料理です。そのためレシピではドレッシングの作り方をメインにしています。まさにまぜこぜの名にふさわしい料理ですので、新鮮な野菜と果物をふんだんに使ってあくまで適当に作ってください。

シンガポールやマレーシアでは普通のレストランで大体注文できます。日本で言う味噌汁のような料理といえます。

シンガポールでは豆干や油條を加えて作りますが、日本で作るなら千切りにした油揚げやクルトンを加えて作ればいいでしょう。日本で作るにはタマリンドパルプが入手困難かと思いますが、サワークリームやヨーグルトなどで代用してください。



難易度:


調理時間:
一瞬

材料:
果物 ……… 500g
 (パイナップル、マンゴー、リンゴなど)
野菜 ………300g
 (キュウリ、レタス、アルファルファ、カイワレなどのサラダ用)
油揚げ ……… 1個
クルトン ……… 適量
ピーナッツ ……… 50g


調味料:
タマリンドパルプ ……… 大さじ2
 (サワークリーム、ヨーグルトで代用可)
一味唐辛子 ……… 小さじ1
 (好みで増減する)
干しエビ ……… 大さじ1
ココナッツミルク ……… 大さじ3
レモン汁 ……… 大さじ1
砂糖 ……… 大さじ1


作り方:
1.果物と野菜は食べやすい大きさに切る。油揚げは千切りにしておく。

2.タマリンドパルプをココナッツミルクで溶かし、繊維や種を取り除く。サワークリームやヨーグルトで代用する場合はそのまま使う。干しエビを粉々に砕き、残りの調味料と一緒に混ぜ合わせドレッシングを作る。

3.果物と野菜、油揚げを混ぜ合わせて器に盛り、作り方2のドレッシングをかける。砕いたピーナッツとクルトンを上から振りかけて完成。


Point:
使う材料に決まりはありません。新鮮な果物と野菜を好きなだけ使って作ってください。

実物のドレッシングは黒いものになりますが、これはタマリンドパルプによるものです。ヨーグルトやサワークリームを使うと白いドレッシングになります。味が物足りない方は少量の塩か醤油を加えて作ってみてください。

ピーナッツパウダーは野菜や果物が隠れるくらい大量にかけます。好みでゴマも加えてください。

他にもモヤシ、大根、キウィ、レーズン、スイカ、豆類などいろんな野菜、果物を使います。好きなものを好きなだけ使って作ってください。

ゆで卵などを添えてもおいしく食べられると思います。





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