蚵嗲│台南カキのかき揚げ(オーッデイ)

蚵嗲│台南カキのかき揚げ(オーッデ

これも台南地方の伝統料理です。台南ではそこかしこで売っていますが、台北地方ではほとんど見かけることはありません。日本のかき揚げと違い、内側に餡の形で具を閉じ込めたかき揚げです。料理名も中国語で読んでも意味が通じず、台湾語で発音します。大陸ではまず食べることのできない、台南地方の伝統料理です。 しかもおいしい!


難易度:
☆☆

調理時間:
1時間以内


材料1:(5個分)
きな粉 ……… 90g
米粉 ……… 30g
水 ……… 50g

材料2:
(生)カキ ………100g
豚ロース肉 ……… 50g
ニラ ……… 30g
モヤシ ……… 60g
キャベツ ……… 200g
ニンジン ……… 50g

調味料:
五香粉 ……… 小さじ1/2
砂糖 ……… 大さじ1
醤油 ……… 小さじ1/2
味の素 ……… 大さじ1
塩 ……… 小さじ1/2
胡椒 ……… 小さじ1/2
片栗粉 ……… 小さじ1/2
サラダ油 ……… 適量


作り方:
1.きな粉、米粉、水を混ぜ合わせて衣を作っておく。少量の塩、砂糖、味の素を加えほんのり塩味がする程度に味をつける。豚ロース肉は1cmの細さの糸状に切る。キャベツ、ニンジンは荒く千切りにする。ニラは4-5cmの長さに切り分ける。

2.豚ロース肉をボウルに入れ、五香粉一つまみ、砂糖半分、醤油全量、味の素半分、塩少々、胡椒少々を加えよく混ぜ合わせる。15分ほど付けておいて味をなじませる。カキは良く洗っておく。

3.別のボウルに切った野菜をすべて入れ、残りの調味料を加えてよく混ぜ合わせる。

4.サラダ油を170度(衣を垂らすとすぐに浮いてくる程度)に熱しておく。『穴の開いたおたま(Point参照)』に衣をすくい、その上にカキ2-3個、豚ロース数切れ、野菜、再びカキ2-3個を層状に乗せ上から更に衣をかける(穴から衣が落ちるので、すぐに作る)。おたまに盛ったまま油にいれ、穴の開いた面に火が通ったら菜箸などを使ってお玉から取りはずす。両面が黄金色になるまでからりといため、油を切って完成。


Point:
穴の開いたおたまを使わない場合→まず衣だけを平たく薄く揚げて取り出し、その上に具を乗せて、再び衣をかけて揚げても作れます。普通のお玉で形を整えてください。

カキに火が通ったのを確認しにくいので、レシピでは生食用のカキを使っていますが、揚げる時間で火が通ったことが分かるのなら、冷凍のカキを使ってもいいでしょう。

カキで作るかき揚げですが、好みで具を変えてもいいでしょう。衣と具に味が付いているので、そのままでも食べられます。台湾では甘辛いソースで食べますが、これもお好みで好きなものを使ってください。

衣には水を加えすぎず、少々ぽってりするくらいで作るとカリカリに揚がります。また揚げるときにサラダ油にごま油を少量加えると、香りが増します。


台湾では見たことありませんが、ご飯の上に乗せてかき揚げ丼、うどんやそばに乗せてかき揚げうどん・そばにしてもおいしいと思います。

0 コメント :

 
日本で作れる台湾料理 © 2012 | Designed by Rumah Dijual , in collaboration with Web Hosting , Blogger Templates and WP Themes
FB FACEBOOK TW TWITTER